黒豆は、「一年間、まめに暮らせますように」。古来、この国で縁起物として尊ばれてきた黒豆です。
邪気を払い、不老長寿をもたらす色とされ、正月のおせち料理などに欠かせない食材です。
原産地の中国では古くから、漢方薬としての効能が知られていました。
明の時代に書かれた薬学書『本草綱目(ほんぞうこうもく)』にも「黒い大豆は諸風熱を制し、
血を活(い)かす。煮汁は百薬の毒を解く」という記述があるほどです。大豆の中でも、特に
黒豆には優れた薬効があることが強調して書かれています。
しかし、効能の科学的な根拠について、これまで十分に解明されてこなかった。
黒豆が健康にいいとされる要因の一つは、胚芽部分にイソフラボンという成分が多く含まれている
からです。女性ホルモンと同じような働きがあり、更年期の諸症状を緩和したり、高血圧などの生
活習慣病や肥満を防ぐ効果があります。
ただ、これは大豆にも同様に含まれている。実は、大豆の中でも黒豆にしかない効能は、豆を包んでいる種皮の部分に秘密があるのです。次回はそこを詳しく紹介しよう。(取材協力 フジッコ)
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