2012年5月20日日曜日

大豆イソフラボンと乳酸菌

大豆に含まれるポリフェノールの大豆イソフラボンは、構造が女性ホルモンのエストロゲンに似ていることから、更年期障害の改善効果や美肌効果、またホルモン依存性のガン予防効果、前立腺ガンの改善などが報告されています。


大豆イソフラポンは、疫学研究などをみると、女性によって効果にバラツキが見られます。これは、口から摂取した大豆、および大豆イソフラボンを、腸でエクオールと呼ばれる化合物に変換できるかどうか、 即ち 腸内にエクオール産生菌を持つかどうか、によることがわかってきました。
イソフラボンをエクオールに分解するエクオール産生菌を持つ人の割合は、日本人で約5割、欧米人で約3割といわれます。

大塚製薬株式会社は、大豆イソフラボンの成分の一つであるダイゼインから、エクオールを産生する、乳酸菌の 「 ラクトコッカス20-92 」 株を発見し、単離に成功したと発表しました。
食品に使用できるエクオールを産生する乳酸菌の単離は、世界で初めてだそうです。
「ラクトコッカス20-92」株(特許第3864317号)は、2002年、当社佐賀栄養製品研究所が発見した安全性の高い乳酸菌で、


この乳酸菌が大豆イソフラボンの成分の一つであるダイゼインからエクオールを産生します。
この乳酸菌を利用することで、大豆および大豆イソフラボンの摂取による、女性の更年期の諸症状の改善を、より確実に期待できる可能性があります。大豆イソフラボンによる更年期の諸症状の改善効果が得られなかった女性も、大豆の効果が得られるようになる可能性が増します。


同社では、乳酸菌「ラクトコッカス20-92」株を利用したエクオールの研究開発を進め、商品化を予定しています。

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