味噌は大豆を麹(米・麦・豆)で発酵させた加工食品です。大豆の効用は、別項にゆだねるとしてここでは、味噌に限定してご案内をしたいと思います。まず、その成分や働きを見てみましょう。
味噌の健康成分としては、まずは大豆サポニンです。大豆サポニンは、水や油によく溶ける成分で血管に沈着したコレステロールを、あたかも石鹸のように洗い流してくれます。また、小腸内で栄養分を吸収する小腸柔突起の吸収面積を小さくしたり、脂肪消化酵素の働きを阻害したりしてくれます。
次に大豆ペプチド。
大豆には、大豆タンパク(20種のアミノ酸が結合したもの)が豊富に含まれていますが、味噌は麹菌の働きにより大豆タンパクが分解され、大豆ペプチド(2種以上のアミノ酸が結合したもの)という状態で存在しています。この大豆ペプチドは、体内に吸収されるときに腸管の神経を刺激して、交感神経を活発化させ、血流量を増大して、基礎代謝を向上してくれるといわれています。
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